子供達が喜ぶ、サビキ餌を作りたい!

パン粉でサビキが、なぜ、アスタキサンチンなのか。

「誰もが抵抗なく使用できるサビキの釣り餌」が出来ないか?そして、”釣れる・臭いません・汚れません”が実現できるのか?その商品は、安全なのか?課された課題は、”難題”です。でも、諦めるわけには行きません。”釣りエサ革命”を実現したい。みんなに愛される釣りエサを作る。このことが使命だと確信し、開発をスタートしました。

なぜ、新たなサビキ餌が必要なのか?

アミエビの問題点を解消しなければ、サビキ釣りの未来は開けない。これが、スタートです。「臭い」私は釣具店での勤務経験の中で幾度もこの言葉を聞き、悲しい気持ちになりました。店舗に来店した子供達の何気ない一言「臭い匂いがする」。餌コーナー付近でのファミリー層の会話のスタートです。又、アミエビならではのトラブルも数しれず、移動時の車中でのアミエビの漏れでの車内の悪臭や、投入の際の隣人への飛散での、服や髪への付着での喧嘩騒動。アミエビ独特の臭いと汚れは、サビキ釣りが敬遠される第一の障害です。

第二の障害が、使い勝手の悪さです。とにかく「ベチャベチャ感」が凄く、ニオイの気にならないタイプやチューブ式も有るのですが、手や道具に付くと嫌な気分になるというご意見も、たくさん頂戴しました。釣りの後の道具類の念入りな洗浄が必要で、タオルや服に付着した場合は困難を極めます。

第三の障害が、毎年の価格の上昇です。日本近海のアミエビの漁獲量が減少し、輸入品はコストアップ等で価格が安定せず、将来の供給不足が予測されます。又、南極オキアミも減少問題を解消できずに、品質の良い釣りエサの確保は、年々厳しさが増すばかりです。

導入店で好評な”エッセンシャルオイル専用ディフューザーCREAR”のメーカー様からヒントを得ました!

アミエビの代わりになる「何か?」を探す日々の中で、釣りエサコーナー専用の消臭効果抜群のディフューザーの原液メーカー様との会話の中で、「アスタキサンチンが養殖魚の餌に混ぜられているので、釣りの餌に応用出来る可能性が有るのでは?」と提案頂き、アスタキサンチンの詳細を頂戴し、自分なりに腹落ちするまで調べてみました。そもそも、アスタキサンチンとは、カロテノイドの一種なのです。エビやカニなどの甲殻類をはじめ、鮭、イクラ、鯛など、主に海の生物に多く含まれる赤橙色の色素です。エビやカニの身や殻が赤いのも、イクラや鮭の身肉の赤も、鯛の皮の赤い色も、このアスタキサンチンによるものなのです。つまり、魚にとっての必須栄養素なのです。特に、南極オキアミに大量に含まれているのです。オキアミは海釣りの万能餌です。「これはイケる!」と開発を決意しました。

「革新に確信」真冬の海にアスタキサンチンの原液を撒き、「核心」を得る

真冬の2月の中旬に和歌山市の田ノ浦で、釣りエサ革命がスタートしました。いよいよ、実証実験の開始です。メーカー様よりサンプルとして頂いたアスタキサンチンの原液を波止の際に撒き、魚たちの反応を見ました。暫くするとスズメダイが集まり、原液の周りを泳ぎ口をパクパクさせています。その後、チャリコが姿を見せ、チヌまでもが浮いてきました。衝撃的でした。水温が低く活性の悪い真冬の海で、コレほどの集魚効果が実証された時の胸の高鳴り、凄い餌が出来ると確信を得ました。

「実用性のある製品化」まで2年掛かりました!

上質な天然成分のアスタキサンチンの原液は、とっても”高額”なのです。サプリメントや美容溶液などに使用され、少量でもビックリする価格で販売されています。原液のままでは、釣りエサで使用できる価格ではありません。又、濃度が高い原液ですと、手に付くと色落ちするまで時間がかかり、服や道具に付くと大変です。そこで、水で薄めて見ますと、分離して混ざりません。そこで、「何か」に混ぜて強引に釣りエサにしようと考え、乾燥オカラ・糠・パン粉を用意し、原液と同量の水をビニール袋に入れ、素材別に振ったり混ぜたりし、実用可能な状態に仕上げました。4月上旬に田ノ浦でイワシの回遊が見られ、実釣実験の開始です。それぞれに釣果が出るのですが、オカラと糠はべちょべちょ感が凄く、拡散性もイマイチで使用感は良くありません。水分量の調整が良かったのか、パン粉はしっとり感が有り、使い心地は抜群でした。しかしながら、溶液の濃度が高くて、手に付くと気になります。又、水との親和性が悪くて、よく混ぜても色ムラがかなり出ました。そして、半分の割合では販売価格が強烈に高くなり、釣りエサとしては提供できる価格では有りません。

水揚げされたばかりの、新鮮なアミエビの色に近づけられるのか?

アスタキサンチンの濃度を、薄めることが可能なのか。水分との親和性を、良くすることが可能なのか。製品作成を依頼している工場の担当者が、アスタキサンチンと相性の良い界面活性剤を探し出してきてくれました。しかも、食品添加物グレードなので、安全なのです。これで、後は濃度の問題だけです。良く釣れて、色が付き難くて、使い勝手が良い製品に仕上げなくてはなりません。色々と実釣実験を繰り返している中で思い出したのが、宮城県女川漁港で水揚げされる、活きたアミエビの姿です。冬の海から捕れたてのアミエビは、ほんのり桜色に輝いているのです。この色に近い濃度なら見た目も良く、釣果も出るだろうと考えました。又、この色の濃度なら価格もギリギリ販売可能で、パン粉に混ぜると色も付き難いのです。

使い勝手が良くて、拡散性が抜群な状態にしたいのです。

次の課題は「使い心地の良さ」と「抜群な釣果」です。出来るだけサラサラ感が有り、たとえ服などの付着しても、気にならない程度の状態に仕上げたい。実釣実験を繰り返す中、使い心地の良さと釣果は比例することが分かりました。サラサラ感がキツすぎるとパラパラして、使用感がかえって悪くなります。パラパラだと海に浮き、ポイントが作れません。適度な湿り気と、まとまりの良い感じに仕上げるのが、肝だと感じました。沈下速度も釣果に差が出て、面白い発見が多々有りました。以前、オキアミとアミエビの集魚効果の差等を調べ、実験したのを思い出しました。パン粉でサビキは、両方の良さを持たせたいと考え、仕上げました。

どのような形で販売するの?これが、最後の難関でした。

いよいよ、最終段階です。溶液だけで販売するのか、パン粉をセットにして販売するのか。販売用の外装はどうすれば良いのか?課題がどんどんと増え、より良い商品作りを目指して開発が続きます。「誰でも使用可能で、手軽に持ち運べて、釣り場で直ぐに作れる」これがテーマで、製品化が進みました。そして、お一人様が2〜3時間釣りが出来て、容器代わりの包装で、軽くて持ち運びが楽で、長時間の常備が出来る製品に仕上げました。しかも、釣り後の釣り場に臭いや汚れを残さず、環境にも良い製品となっています。

少し高い価格設定ですが、利点がたくさんあり、お値段以上の価値が有ると思っています!

アミエビに満足されている方には不要の製品ですが、使用されたお客様からは高評価を得ています。又、販売促進を兼ねての実釣でも、「高くても使ってみたい」と女性やファミリーの声も多く、「コマーシャルが少なすぎ!」と御指摘を頂きます。「小さな会社なので、予算が足りません。」と答え、地道に実演しながらファンを獲得しています。

★この数ヶ月、カゴ釣りで結果を出していますが、さらなる利点が分かりました!サヨリが抜群に寄って来るのです。

まだまだ、可能性が広がる「パン粉でサビキ」。どんどんと、情報を提供していきます。ぜひ、一度ご使用ください。

使えば分かる、”この使用感の良さ”を、ぜひ、体験して下さいませ!

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