和歌山市の釣果情報　夏のカゴ釣りは早朝の３時間勝負ですね～♪

波止カゴパラダイスだ！和歌山マリーナシティ大波止は絶好調継続中です。

「二度あることは三度あるぞ」と、８月６日（火）に”パン粉でサビキカゴ釣り編第３回”を実釣して来ました。今回は更に早起きをし、５時半にカゴ釣りスタート。大潮後の中潮で６時４７分満潮と、素晴らしく良い潮回りです。でも、こんな時には苦戦することも良くあることなので、深めの１０メートルのタナ設定で様子を見ながら釣りをしていきます。

小さな鯛からの魚信。めでたい獲物でスタートです。

私の波止用のかご仕掛けはステンレス製のカゴにクッションゴム付き天秤に、フロロカーボン製のハリス１，７号にチヌ針２号の２本針。仕掛けの全長は１，８メートルとし、羽根付きの遠投ウキを使用しています。今回はスタート直後から魚の活性が高く、いきなり刺し餌のオキアミがありません。暫くはこのタナで探ります。すると３投目にスッーとウキが海中に消え、アワセを入れます。軽い抵抗感があり、上がってきたのは関西で言う”チャリコ”です。２０ｃｍ程ですが、美味しい魚なのでキープします。小さい鯛ですが、いつ見ても綺麗な魚です。この魚を釣ると、嬉しくなります。

刺し餌が残りません。大苦戦です！

小鯛を釣って気分良く釣りをしますが、その後１時間以上エサ取りに悩まされます。タナを少しずつ浅くしていき、５ヒロまで上げます。すると、満潮時間が近づき潮の流れが緩まり、刺し餌が残りだしました。これはチャンスと、パン粉でサビキをたくさんカゴに詰めます。刺し餌も大きめを選び、気合を入れて投入します。

”ツン、ツン、そして、ピュッ”と、ウキが消えます！

ウキが海面に立ち、ジワッと馴染んでゆっくりと下津方面に流れます。前アタリの後にウキが海中に入ります。ゆっくり糸ふけを取り、軽くアワセを入れると気持ちよく竿が曲がります。チヌ独特の頭を振りながら竿を叩く引きを堪能し、無事にたも網に収めます。シルバーに輝く魚体を写真に取ると６時４９分と、ジャスト満潮時のアタリでした。

エサ取りの正体を見極めたいので、針を変えます。

チヌをスカリに入れ、良しこれからと投入を繰り返しますが、ウキが入りません。潮が動き出すとエサ取りが凄く、時間ばかりが過ぎていきます。ここでグレ針５号と小さめの針を選択し、アジの良型を諦めます。先ずはエサ取りが何なのか、それが肝心です。タナも更に浅くして、３ヒロまで上げます。すると、両方の針の餌が残ります。１ヒロ下げて、様子を見ます。

ジワッ、ジワッ、ツンの後に、ジワジワっとウキが入ります。

８時になると汗ばむほど暑さを感じ、後１時間の勝負とウキの動きに集中します。できるだけ糸ふけを取り、直ぐにアワセを入れる体制で待ちます。暫く投入を繰り返すと、渋いウキの変化が現れます。微妙な前アタリのあと、ゆっくりとウキが入り途中で止まり、また入ります。ここぞとばかり、アワセを入れるとグイーンと力強い引きです。明らかにチヌとは違う引きで、一瞬良型のグレかなと期待しますが、波止際の抵抗感がありません。そうです、夏の魚の代名詞アイゴです。

毎週、釣れる魚が変わり、楽しみ倍増の波止のカゴ釣り

その後、小型のアイゴとチヌを追加し、９時過ぎに納竿としました。今回は新たに小型の鯛にアイゴと、釣れる魚種が変わりました。同じ釣り場所ですが週替わりで釣り者が代わり、ワクワク感がタマリマセン！アイゴはスカリで活かし、最後に釣り場でハラワタを全て出し、臭みを消してから持ち帰ります。すると、塩焼きが抜群に美味くなります。ぜひ、皆様もお試し下さい。