和歌山市の釣果情報　パン粉でサビキでカゴ釣り編　夏チヌが絶好調！

和歌山マリーナシティの大波止は黒鯛パラダイスです♪

サビキで素晴らしい釣果が出る”パン粉でサビキ”、他の釣りにも応用出来ないかと考え、今回はカゴ釣りにチャレンジです。最近、めっきり釣果の情報も少なく、釣人も減っている和歌山マリーナシティの大波止。青物などの回遊魚、タチウオ、チヌ、グレ等、実績の高い釣り場なので、あえて今回は調査を兼ね、ガラ空きの波止でカゴ釣りチャレンジです。

潮回りは良い大潮後の中潮、少しの期待を抱いて出発

７月２５日（木）満潮時間が午前８時２７分なので、６時前に大波止到着。釣人はチラホラと数えるほど、中央より下津方面に寄った場所を選択し、すぐさま釣り開始。通い慣れた釣り場なので、タナもヒットポイントも予想可能です。仕掛けはステンレス製のカゴにクッションゴムを付け、全長約２メートルのチヌ針２号の２本針仕掛け。スタート時のタナは８メートル程、軽くキャストし２０メートル付近を流します。

下津方面に流れる潮がジアイのサイン！

釣り開始直後、潮が緩くて動きが鈍く、刺し餌のオキアミがそのまま返ってきます。１ヒロタナを深くし、状況を見ます。６時半を回ると良い感じで、潮が下津方面に流れ出します。ツンツンと前アタリがあり、スーッとウキが海中に消えます。糸フケを取りながら軽くアワセを入れると、グッグッと魚信が竿先に伝わります。途中、コンコンと頭を叩く引きでちぬと確信、海面に姿を見せたのは小型のチヌ。ゴボウ抜きで波止に上げ、スカリに入れます。鮮度の良いお魚を持ち帰りたい私には、スカリは真夏の釣りの必需品です。

良型連発の予想外の展開に「ビックリ！」です。

２５ｃｍほどのチヌを釣り上げ、先ずはホッとします。魚が居るのが分かると、俄然と張り切ります。直ぐ様、釣れたポイントに投入します。ウキが馴染むと同時にアタリが出ます。「ウソ」と心で叫び、アワセます。先程より重みのある引きが竿に伝わり、コンコングッグーのパワーアップされた引き味が最高です。無事にタモ入れも成功し、３５ｃｍを少し超える綺麗なチヌが釣れました。ヨシヨシこの調子と魚をスカリに入れ、すぐに再投入です。今度は少しだけ間があり、ウキが消えます。アワセを入れると更に強い引きで、「マジか？」と嬉しい悲鳴です。この魚は３７ｃｍを超える「黒鯛」らしい魚体で、引き味を存分に堪能しました。

良いサイズのマルアジも出て、カゴ釣り編は大成功です。

その直後も当たりが続き、マルアジの良型と小型のチヌを追加し、８時前に納竿としました。オリンピックの男子サッカーを見ていたので、殆ど寝てません。６２歳の年齢には夏の徹夜は体力的にキツイので、無理はできません。程よい釣果が出たので、パン粉でサビキでカゴ釣り調査は終了です。

パン粉でサビキの特徴が証明された？と考えています。

程よい沈下速度と広い拡散性で集魚効果が抜群な、パン粉でサビキ。今までサビキ釣りでの効果実証実験しかしておらず、他の釣りでも応用が効くのではと開発スタッフと検討し、先ずは得意なカゴ釣りからスタートし、波止釣りの万能餌としてオススメして行きたいと考えております。今回、真夏の釣人の少ない釣り場で、釣果が出たことはマグレかもしれません。でも、たまたま釣れたを繰り返し釣れたにすれば、少しは信頼性を得られるのではと思っています。